猫の仕草で分かる、意味や猫の気持ち【姿勢やしぐさから読み取れる】

自由気ままな猫ですが、一つ一つの仕草には意味や猫の気持ちが表れています。

クールな表情で座っていたかと思えば突然甘えん坊モードになったり、感情がいまいち分かりにくい猫ですが、姿勢や仕草からしっかり読み取れれば、より仲良くなれるはずです。

 

 

こちらでは、猫の仕草で分かる、意味や猫の気持ちについて解説します。

 

 

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猫の「仕草」で分かる、意味や猫の気持ち

まずは猫の仕草で分かる、意味や猫の気持ちを解説していきます。

 

  1. じっと見つめてくる
  2. お腹を上にして寝そべる
  3. 体を舐める
  4. 飼い主を舐める
  5. あくびをする
  6. すりすりする
  7. 顔を洗うしぐさをする
  8. おしりをこちらに向けてくる

 

 

じっと見つめてくる

じっと目を見つめてくるのは、信頼できる相手である証拠です。

半目になって見つめてくる場合は「愛情表現」、さらにしっぽを立てている場合は「甘えたい」という気持ちです。

 

また、シチュエーションによっては「何か要求を伝えたい」場合もあります。

このような要求のアピールの場合は、甘えているときの半目とは違って、目を大きく開き見つめてくるのが特徴です。

 

お腹を上にして寝そべる

お腹を上にしてあおむけ状態で寝そべっている場合は「気分がいい」証拠です。

本来猫にとってお腹は敵から守るべき部分。

 

なので猫が近くであおむけになって、お腹を無防備にしているのであれば「あなたを信頼していますよ」という証なのです。

 

体を舐める

猫が自分の体を舐めている場合は、「気持ちをリラックスさせている」状態です。

自分の体を舐めることで安心感を得られるので、緊張したときに体を舐めていることがあります。

 

また、体の一部分をずっと舐めている場合は体に異変が起きている場合があるので、舐めているところに炎症が起きていないかチェックしましょう。

 

飼い主を舐める

飼い主の指などを舐めているときは、猫にとって「愛情表現」を意味します。

猫は敵のことは絶対に舐めないので、「舐める=信頼関係が築けている」という証拠なのです。

 

また、寝ているときに顔を舐めてくるのは「構ってほしい」という気持ちの表れです。

あくびをする

猫があくびをするパターンは2種類あります。

1つは目を開けたままあくびをするパターンで、緊張した神経を落ち着かせようとしている場合のあくびです。

愛猫を怒っているときなどに、このようなあくびのしぐさが見られたら気持ちを落ち着かせているのかもしれません。

 

また、目を閉じたままあくびをしている場合は、「そろそろ眠いな~」と思っています。

その場合は無理に起こそうとせずリラックスさせてあげましょう。

 

すりすりする

猫がすりすりする理由の一つは、飼い主に「甘えている」証拠です。

嫌いな相手にはやらないので、純粋に「好かれている」しぐさになります。

 

また、もう一つの理由として「自分のものだとアピールしている」場合もあります。

自分のにおいをこすりつけて、マーキングをしているというわけです。

 

顔を洗うしぐさをする

猫が顔を洗うしぐさをしているときは、そのまま顔を洗っている意味です。

猫は綺麗好きなのでご飯を食べた後などによく顔を洗っている様子が見られます。

 

おしりをこちらに向けてくる

猫がおしりをこちらに向けて座ってくるしぐさは、苦手というわけではありません。

むしろ、背を向けても「この人から嫌なことをされる心配はない」という好意の表れなのです。

 

おしりを向けられると少し寂しい気持ちになるかもしれませんが、心配無用です。

 

 

猫の「姿勢」で分かる、意味や猫の気持ち

続いて猫がとる「姿勢」で分かる、意味や猫の気持ちを解説します。

 

  1. おしりを高くする姿勢
  2. 体を丸める姿勢
  3. 平行立ち
  4. 香箱座り

  5. スフィンクス座り
  6. 横座り

 

 

おしりを高くする姿勢

猫がおしりを高くする姿勢をとっているときは「攻撃態勢」に入っています。

お尻をやや持ち上げ、毛を逆立て自分を大きく見せているのであれば今すぐ飛びつく勢いです。

 

体を丸める姿勢

逆に、猫が体をまるめる姿勢をとっている場合は「おびえている」証拠です。

体を小さく丸めて相手への挑発心を伏せるようにしてるのです。

 

しっぽを折りたたみ、耳を垂れ下げ、とてもコンパクトな姿勢になってしまいます。

 

平行立ち

猫が地面に平行立ちしているときは、リラックスしている証拠です。

体全体が地面に平行な形になり、しっぽは丸まりません。

 

柔らかい雰囲気で後ろに垂れ、心も体も安心を感じているときの姿勢です。

 

香箱座り

4本の脚をすべてを折り曲げて体の下に収納させている「香箱座り」の姿勢は、安心している状態です。

飼い主のそばでこの座り方をしているなら、「リラックス」している証です。

 

猫のリラックス度がかなり高い時にとる姿勢です。

 

 

スフィンクス座り

前足部分を少し伸ばしつつ、お腹を地面にぴたりと密着させている「スフィンクス座り」の姿勢は、リラックス状態です。

ですが、「ほんのちょっとだけ警戒心も持っている」状態になります。

 

レベル的には香箱座りより少し下のリラックス状態になります。

 

横座り

体を横向きにし、前足と後足のすべての足を横に流す「横座り」をしている時は、「座る」から「眠る」にシフトしているときです。

体調もよく、心地よい眠りにつくための心地よい気分を味わっている時の座り方で、猫も「幸せだな~」という気分を味わっています。

 

 

 

最後に

猫の仕草や姿勢で分かる意味や猫の気持ちを解説しました。

猫は自分の体を使って愛情を表現してくれるが多いので、知っていればより幸せな気持ちになれますね。

 

猫の気持ちをしっかり読みとってもっと愛猫との生活を充実させましょう。

 

 

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