ミヌエットの歴史
ミヌエットは前までは、ナポレオンと言う名前だったようですが、
ナポレオン皇帝と同じ名前だとフランス国民に失礼だということから、2015年5月にミヌエットへ改名されたようです。
ミヌエットを交雑した人が本当は猫のブリーダーではなくて、犬のブリーダーでした。
どうして犬のブリーダーが猫の交雑をしようと思ったのかとても不思議に思いますよね。
犬のブリーダーの名前はジョセフ・スミスさんと言う人なのですが、
犬のブリーダーなのに、マンチカンや短足の動物が大好きな人だったそうです。
でもマンチカンの交雑で生まれてくるのは短足の猫だけではないようなのです。
マンチカンの交雑でも、普通の足の長さの猫も生まれてきます。
マンチカンと言うと短足のイメージがあるので、短くない足のマンチカンが売買価格が低く売り物にならないので、
放棄されてしまう事がると知ったをジョセフ・スミスさんは知ったショックを受けて、
短い足の猫だけ産まれてくるようにしたら破棄されることは無いのではと考えたのです。
そこで、ジョセフ・スミスさんが考えたのは、マンチカンとペルシャの交雑でした。
元になったのは、マンチカンとペルシャなのですが、ヒマラヤンとエキゾチックショートヘアを混ぜてのが、
あの鼻がぺちゃんこな可愛らしい猫ミヌエットがうまれたのです。
ミヌエットの特徴
ミヌエットの特徴で目立っているのは手足の短さと、ペルシャ猫のようなふわふわとしているロングヘアの被毛が特徴的ですね。
とはいっても、手足が長くなっているミヌエットや、短毛のショートヘアのミヌエットも存在していますが、
これは混血種だということから生じる特徴ともなっているようです。
ぶさかわなでまん丸なお顔の表情がとてもかわいくて、たまらないので一度見ると忘れられない猫種かもしれませんね。
目はペルシャ猫のように真ん丸な目をしていて、少し離れ気味でグリーンやブルーの色をしています。
耳は小さくて、飾りのようになっていますし、大きな顔にはバランスがとても絶妙ですよね。
子猫の時から飼うのであれば、ずっと愛情を注げて育てていける猫種になります。
また顔の大きさも特徴的でくて体に対して大きなサイズになっています。
さらに鼻先には額とのつなぎ目にのような部分にくぼみがありますが、これは呼吸器疾患を防ぐために
そうなっているようと言われていて、ペルシャ系の猫にはよく見られる現象になります。
ミヌエットの性格
ミヌエットは、ペルシャ猫の優しさを持っていて、その上マンチカンの好奇心旺盛なところを、合わせ持っていると言われています。
うるうるとした大きく無邪気な目は、もしもイタズラをしてしまったとしても、思わず許してしまいそうな目です。
ミヌエットは探検心がありとても冒険が好きなので、色々な所を掘ってしまったり、何かを追いかけて走り回ったりします。
マンチカンの血が入っているので、とてもすばしっこく、コーナリングもうまくまがる俊敏さを持っています。
子猫の頃は、余計にかなり活発に動き回るので、運動不足だったり飽きがこないように、
環境に適切なおもちゃや、適度な高さのあるキャットタワーなどを用意してあげることが大切です。
人間や他のペットにも友好的な猫なので、すぐに仲良くなれるという場合が多いでしょう。
たくさん遊んであげて、コミュニケーションを取るころで、より深い信頼関係を築くことができますよ。
メヌエットはお留守番もしっかりできてしまいます。
猫にありがちな頑固さと気の強さも他の猫よりないので、しつけし易く飼いやすい猫とわれています。
ミヌエットの寿命
ミヌエットの寿命の平均は12歳~14歳くらいと言われています。
ほかの猫種の寿命の平均とに比べると少し短めなのがわかりますね。
そもそも、ナポレオンの元になったマンチカンの寿命の平均は11歳~13歳くらい短めです。
マンチカンが短足なのは、これは障害を固定化したのが原因なのです。
新しい猫種の改良には障害を固定化させる方法がときどきとられてしまいますが、
獣医師の中には「障害を固定化してしまうのは動物虐待になる」として反対する人もたくさんいます。
マンチカンやナポレオンがの寿命が短いのは、 障害を固定化させてしまった猫種であるということが、
関係しているという意見もあるようです。
ミヌエットの値段
ミヌエットは希少な猫種となっているので、値段が高くなる事が多い猫種です。
ミヌエットをペットショップでお迎えするのか、それともブリーダーを通してお迎えするのか、
猫の顔立ちとか毛色によってもかなりミヌエットは値段が変わっていきますが、
この子だと思うかわいい猫に出会えたときには、迷うわずその子をお迎えしたいと言いたいところですが、
やっぱり値段が相当お高いので、色々なペットショップ等、ブリーダーさんを探して見てみるのが一番いい方法だと思います。
ミヌエットの平均的な値段にして、大体20~30万円くらいを考えていたほうがよさそうです。
ミヌエット購入先
ミヌエットをしっかりと愛情をもって飼育しているブリーダーさんから購入するようにして、お家へお迎えしてあげましょう。
実際にブリーダーさんのもとを訪れて、親猫がブリーダーさんに適切に扱われているのか、
飼育環境は清潔な場所になっているのかどうかと言うのを、しっかりと自分の目で見て確かめることをお勧め致します。
アメリカでは足が長く生まれてきてしまった猫達をブリーダーさんが遺棄するという問題が発生しているようですね。
もともと、足が長いマンチカンの遺棄をやめさせようと考えてられてミヌエットは、
産出された猫種なのですが、やっぱり問題は解決せずにどんどん同じ問題が起きてしまっているのが現状です。
そして、アメリカだけではなくて、日本でも足が長いマンチカンの遺棄されるという同じ問題は起きていて、
その上、親猫がブリーダーさんによって遺棄されているという問題ももあります。
数は少ないかもしれませんが、ミヌエットを里親募集しているという場合も考えられてくるので、
そのような子たちの里親になることは大変意義があることですし、足が長いというだけで破棄されてしまった命を救うことができます。
できれば、そういった里親募集もみて猫達をお迎えしてあげてほしいです。
ミヌエットの飼い方
ミヌエットは、マンチカンのように好奇心旺盛なので、活発な性格はマンチカンを受け継いでいますので、とにかく活発に動き回って走り回ります。
子猫のミヌエットだと、なおさら活発でずっと遊べる空間が必要となってきます。
物を昇ったり降たりすることも大好きでなので、キャットタワー等遊べて昇ったり降りたりできるおもちゃを準備してあげると喜んで楽しく遊んでくれます。
動きもかなり俊敏で、すばしっこいので、小物とか置いてある物で猫が怪我をしてしまわないように、
無駄なものは部屋や猫が遊ぶところには置かないようにすると良いと思います。
人間との関係はとてもよいので、ミヌエットとはすぐに仲良くなてしまいます。
他のペット達とも問題なくコミュニケーションを取って仲良くなれてしまう猫種と言われていますので、
小さいお子さんのいるご家庭や大家族、またペットを多頭飼いしているご家庭でもミヌエットは飼うことのできる猫種となります。
またミヌエット一匹で遊んでいても楽しんでしまう猫種でもあるので、
一人暮らしで、多忙のため家を空けてしまうことが多々ある方でも、問題なくお留守番させて飼うことができる猫種です。
なので、どんなご家庭でも問題なく飼えるし、お留守番もできる猫なのでとても飼いやすい猫といえるでしょう。
ミヌエットの飼育のコツ
ミヌエットはとても優しい性格を持っていますし、賢い知能もしっかりと備えていると言われていますので、
他の猫と比べてみるとしつけはしやすい方な猫種でしょう。
好奇心旺盛な部分があるので、ついつい走り回って遊んだり、飛び跳ねたりしてしまいますが、
そこはあまり叱らないようにして、見守ってあげましましょう。
ですが、ミヌエットもイタズラしたりするので、本当にしてはいけないときだけはしっかり叱るようにして、
それ以外の時は褒めてあげたり、放置したりするなど、お迎えしたミヌエットの性格に合わせ、
バランスの取れたしつけをするように心がけていきましょう。
飼い主がさんかまってあげなくても、ミヌエットは一匹で遊んでいられる性格の持ち主なので、
そんなに遊んであげないとストレスかなとか、神経質にならなくても大丈夫そうです。
ですが、ミヌエットとの信頼関係が築かれてこそのしつけになってくると思いますので、
ミヌエットとのコミュニケーションはしっかり取れるような環境つくりは大切ですね。
ミヌエットのかかりやすい病気
ミヌエット猫は、多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)と肥大型心筋症にかかりやすい猫種だといわれています。
多発性嚢胞腎
多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)とは、体の両方の腎臓の中に水が溜まってしまった袋や嚢胞ができてしまい、
その影響で腎臓の働きが弱くなっていってしまうという病気です。
多飲多尿の症状やぐったりしていたら心配なので、注意し病院へ連れて行ってあげましょう。
大体はペルシャ猫に多くみられる病気だといわれております。
肥大型心筋症
心臓の筋肉が分厚くなっていってしまう病気です。
病気がどんどん進行していくと、猫の呼吸が苦しそうだになってきたり、歩き方がなんかいつもと違くおかしくなったりしていきます。
多発性嚢胞腎(たはつせいのうほうじん)と肥大型心筋症も完治は難しいと言われていて、
早い段階で病気を発見することで、症状を和らげてあげることができると言われています。
なので猫の為にも、健診にはしっかり定期に必ず行くようにしてあげてください。
また、その他にも一般的な猫がなる病気として歯肉炎もあるのでそこも注意してあげましょう。
家で、飼っていた猫を亡くした経験がある方はわかるかと思いますが、猫は、苦しそうな素振りを本当に死のぎりぎりまで見せることは無いと言われています。
死に場所は自分で探して決めるというところもあり、室内で飼っている猫でなければ、死ぬ間際に姿を消すということもあるようです。
中々苦しさをみせませんが、見落としそうになる愛猫のサインをうまく見つけてあげて、出来る限り長く一緒に生活できるようにしてあげてください。
最後に
ミヌエットの特徴・性格・寿命・体重・値段・飼い方について、ご紹介していたしました。
ミヌエットはとっても活発で人懐っこい猫で、見た目もぶちゃかわな短足が可愛くとても人気を集めている猫種ですね。
ですが、かかりやすい病気があり、寿命も他の猫と比べると短いと記事にかきました。
ですが、寿命は食事やおやつ、猫の生活環境を整えてあげて、飼い主さんの心使い次第でしっかり長く生きてくれることもあります。
かわいい猫との生活を迎えて、楽しいかわいいだけでなく、猫への気遣いなども忘れないようにしましょう。
出来る限り、猫の遊ぶ場所やよく居る場所には危険なものは置かないようにして、あげましょう。