子猫を飼う時の注意点

体温調整ができない

生まれたばかりの子猫は、自分で体温を調節することができません。
体温調整ができるようになるのは、およそ生後5~7週齢にかけてです。

それまでは母猫や兄弟猫にくっついて温めあい体温を維持しています。

体が弱い生後間もない子猫は体温が低くなるとあっという間に弱ってしまうため、子猫を飼う場合も暖かい環境を整える必要があります。

視力や聴力が弱い

生後間もない子猫は目が見えず、耳も聞こえない状態です。

視力や聴力が備わるのは生後3週齢ごろからです。

そのため、最初は母猫の母乳を匂いで探り飲みます。

授乳期の猫は母乳からすべての栄養を得ているので母猫がいない場合や育児放棄をした場合は、人が母猫のかわりに子猫用ミルクを与えなければいけません。

子猫の時期に今後の性格が決まる

生後2週頃から子猫は歩くことを始めます。

好奇心が芽生えはじめるのも同じ頃です。

母猫や兄弟猫とじゃれあうようになる時期でコミュニケーション能力の発達や、好奇心旺盛な猫に育つかもこの時期に決まります。

飼い主さんもおもちゃを使っていっぱい遊んであげてください。

何に対しても興味をもつこの時期に、たくさんの人と触れ合いを持たせ多くの経験をさせてあげると、人が大好きで物怖じしない子に育つと言われています。

自分でトイレに行けない

子猫は生後3週齢頃まで赤ちゃん猫は自分で排泄物を排泄することができません。

自然界では母猫が子猫のおしりを舐めて刺激し排泄を促します。

排泄をしていないと十分なミルクを飲めず十分な栄養をとることができません。

母猫がいない場合は飼い主さんが同じように授乳のた度に湿らせたティッシュなどでおしりを刺激して、排泄をさせてあげる必要があります。