猫の気持ちは、仕草や鳴き声から読み取る事ができますが、しっぽの動きからも気持ちを読み取る事が出来るってしっていましたか?
猫と一日触れ合ってみると、しっぽの動きも様々である事が分かります。
猫は感情が分かりづらいと言われていますが、実は一番気持ちが表れやすいのがしっぽなのです。
こちらでは、「しっぽを立てている」「しっぽを左右に揺らしている」など、猫のしっぽの動き14パターンとそれぞれの気持ちを解説します。
これを抑えておけば、猫と触れ合う際に役立つ事間違いなしです。
既に猫を飼っている方も、これから猫を飼うという事も是非参考にしてください。
関連:猫の仕草で分かる、意味や猫の気持ち【姿勢やしぐさから読み取れる】
猫のしっぽを見れば気持ちが分かる!動きで分かる14パターン
猫の気持ちはしっぽを見れば分かります。
ここからは猫のしっぽの動きで分かる気持ち14パターンを解説します。
- しっぽを垂直に立てる
- しっぽの毛がぼわっと立つ
- しっぽを山形にする
- しっぽを足の間に挟む
- しっぽをだらんと下げる
- しっぽを大きく振っている
- しっぽを小さく振っている
- ぶんぶんと左右に振っている
- 大きくバタバタ振る
- しっぽの先をピクピク振る
- 座っているとき、縦にしっぽをパタパタ振る
- 寝ているときにしっぽの先だけ小さく振る
- 抱いたときしっぽをぴったりくっつける
- 抱かれるとバタバタしっぽを振る
しっぽを垂直に立てる
猫がしっぽを垂直に立てているときは、安心できる場所にいて機嫌が良く、嬉しい証拠です。
また、しっぽを立てて自分を保持している場合もあります。
猫は自分の縄張りの中では天下なので、「ほら、私素敵でしょ!」という具合にアピールしているのです。
しっぽの毛がぼわっと立つ
猫がしっぽの毛をぼわっと立たせたときは、相手に向かって威嚇しているときです。
または恐怖を感じているときにも、しっぽを逆立たせます。
喧嘩の際にしっぽの毛を立たせて、自分自身を大きく見せ、優位性を持たせるのが目的です。
これは、喧嘩するときに身体の大きさが重要なためです。
恐怖で逆立てているときもありますが、どちらかというと攻撃性のある時が多いです。
しっぽを山形にする
猫がしっぽを山形にしているときは、びっくりしたときや緊張した時など、臨戦態勢の手前の状態です。
警戒している証拠ですので、これ以上近づかないほうが良いでしょう。
しっぽを足の間に挟む
猫がしっぽを足の間に挟むのは、自分ではどうにもできないような恐怖を感じた時です。
喧嘩をした際に全くかなわない相手だと判断した場合、「服従」のサインとして、このような行動をとる事があります。
また、飼い主さんに叱られた際や、動物病院に行った際にもよく見られます。
しっぽをだらんと下げる
猫がしっぽをだらんと下げるときは、しょんぼりしていて元気がない時です。
飼い主さんに怒られて落ち込んでるときや具合の悪い時にこのような行動をとります。
もししっぽを下げていたら、体調が悪い可能性もあるので気を付けなければなりません。
しっぽを大きく振っている
猫がしっぽを大きく振っているときは、興味のあるものを見つけた時です。
「これは何なんだろう?」と疑問に思っている時や、観察しているときにこのようなしっぽの動きがみられます。
また、リラックス状態や何も考えていないときも、このような行動をとります。
しっぽを小さく振っている
猫がしっぽを小さく振っているときは、イライラしていたり不機嫌な証拠です。
また、落ち着かない時もこのようにしっぽを振ります。
人間でいう「貧乏ゆすり」のようなイメージと思ってください。
このようなときは、あまり近づかないほうが良いですね。
ぶんぶんと左右に振っている
猫がしっぽを左右にぶんぶん振っているときは、闘争心の表れです。
堂々と歩くことで強さを強調している行動です。
縄張りの中で行う、歩きながらの行為でもあります。
大きくバタバタ振る
猫がしっぽを大きくバタバタ振るときは、イライラして怒っている証拠です。
不機嫌なので、この時は近寄らないほうが良いでしょう。
八つ当たりでひっかかれることもあるので注意しましょう。
しっぽの先をピクピク振る
猫がしっぽの先をピクピク振っているときは、獲物を捕らえるために神経を集中しているときです。
物思いにふけているときや、何か考えているときもこのような感じでしっぽを振ります。
座っているとき、縦にしっぽをパタパタ振る
猫が座っているときにしっぽをパタパタと振るのは、何か考え事をしているときです。
また、子猫をあやす際もこのようなしっぽの振り方をします。
寝ているときにしっぽの先だけ小さく振る
猫が寝ているときにしっぽの先だけ小さく振るのは、起きるのが面倒だけど返事をしているときです。
愛想返事のような感じで、完全には寝ていません。
条件反射ととらえる事もできます。
抱いたときしっぽをぴったりくっつける
猫を抱いたときに、しっぽをぴったりとくっつけていたら、怖がっている証拠です。
動物がお腹を見せるのは一番自分の弱点をさらすということなので、隠すことで「防御」をしているのです。
逆に、しっぽが垂れ下がっている場合は安心していると言えます。
抱かれるとバタバタしっぽを振る
猫を抱いた際にバタバタとしっぽを振っていたら、嫌がっている証拠です。
猫はかなりの確率でバタバタとしっぽを振りますが、逆にゆっくりとしっぽを振っているときもあります。
その場合は安心していると言えます。
最後に
猫のしっぽを見れば気持ちが分かる!動きで分かる14パターンを解説しました。
もちろん、しっぽの振り方だけで全てを判断するのは難しいですので、仕草や「鳴き声からも判断してあげましょう。
猫を飼っている人も、これから飼う人も是非参考にして下さいね。